サイト内検索は、自分のサイト内でキーワードを入力し、その情報があるページを表示させる検索機能だ。
サイト内検索はいろんなところに使用されている。
ブログサイトでも使われているし、実績事例で導入しているコーポレートサイトも数多くあるだろう。
amazonや楽天市場、ECサイトで商品の検索をすることもあるが、これもある種サイト内検索になっている。
サイト内検索は一見、ユーザー(読者)に向けた便利な機能に思えるが、実は運営者にも大きなメリットがある機能にもなることをご存知だろうか。
実際に「Webサイトの成長」につながるサイト内検索の例を挙げてみた。
今からお話することで「サイト内検索、良いな!」と思っていただけたならサイト内検索をぜひ活用してみて欲しい。サイト内検索のワードを簡単に確認できるためのツール『answer seeker(アンサーシーカー)』をも是非、検討していただきたい😊
Contents
コーポレートサイトのサイト内検索
コーポレートサイトではよくある質問などにサイト内検索が使われていることが多い。
ユーザーがサイト内検索を使う場合は次の4つが考えられる。
- 欲しい情報のページがどこかわからない
- サービスに関する質問の回答を探す
- 広告などを見ていてうろ覚えでキーワードを検索する
- 実績紹介などで依頼したい内容とマッチするかの確認
それぞれを「サイト運営」の立場で見てみよう。
欲しい情報のページがどこかわからない
〈欲しい情報のページがどこかわからない〉に関してはサイト設計がうまく機能していないことが考えられる。
もし、サイト内検索されたキーワードのページが存在しているとしたら、ナビゲーションの検討・導線の強化など、サイト設計を考えることでユーザーにより使いやすいサイトをご提供できる。
逆に、思っていもいないキーワードで検索されている場合は、そのワードでページ作成・LPなどWebマーケティングの材料にもなりうるのだ。
サイト内検索ワードを簡易に確認したい場合はanswer seeker(アンサーシーカー)を検討いただきたい。
サービスに関する質問の回答を探す
〈サービスに関する質問の回答を探す〉を使う場合はどうだろうか。
個人的にコーポレートサイトのサイト内検索で一番使う頻度が多いのはよくある質問ページと考えている。
「よくある質問」を充実させることによって、スタッフの問い合わせの対応時間を減らす効果が期待できる。
あなたのスタッフの時給単価はいくらだろうか。そして毎回似た内容のお問い合わせを処理するのに、月に何時間掛かっているか把握できているだろうか。
それらを計算することで「よくある質問」ページの重要さが理解できるだろう。
ボトルネックとも呼べるお問い合わせの処理を減らせれば、スタッフは本来の業務に集中でき、ユーザーも不明点を問い合わせることなく解決できる。
一度、よくある質問で使われているキーワードの確認や、スタッフたちに頻度の多い問い合わせ内容は何か聞いてみるもの良いだろう。
広告などを見ていてうろ覚えでキーワードを検索する
〈広告などを見ていてうろ覚えでキーワードを検索する〉の経験はあるだろうか?
SNSで見かけたタイムラインやリスティング広告、電車内の中吊り広告やデジタルサイネージの広告、TVCMなど、うろ覚えでキーワードがわかっているときに詳しく知りたい…といった場合はよく使うのではないか。
サイト内検索でなく、ブラウザからの検索エンジン(GoogleやYahoo!)から検索するオーガニック検索の場合もあるが、キャンペーンの場合はまだインデックスされずヒットしなかったり、様々なブログ記事などがヒットして見つからない場合がある。
オフィシャルサイトを覗いても見つからないときにサイト内検索する場合があると考えられる。
そこまでして探してくれるユーザーは本当に有り難いが、多くのユーザーは途中で断念して訪問すらしてくれないだろう。
サイト内検索でキャンペーンページを探してると思われるキーワードがあったら、サイト設計を考え直すべきだと考えている。
スムーズに情報をお届けすることが機会損失を防げるはずだ。
実績紹介などで依頼したい内容とマッチするかの確認
〈実績紹介などで依頼したい内容とマッチするかの確認〉は、発注側の立場であれば思い当たる節があるだろう。
実績紹介されている企業をみて「この会社なら悩みを解決してくれるかもしれない」と思い、問い合わせたりする。
ここのサイト内検索のワードは見込み客の悩みの一部だ。
そのワードの実績があるのであれば、サイトに載せることで依頼の問い合わせが来るかもしれないし、実績がないのであれば新たなサービスの1つとして伸ばしていくことになるかもしれない。
事業の成長をも期待できるワードが、サイト内検索に集まることだろう。
ブログサイト・メディアサイトのサイト内検索
ブログやメディアなど、情報を届けているサイトに使われるサイト内検索はどうだろうか。
次の3つが考えられる。
- 関連記事が見つかりにくい、欲しい情報があるかわからない
- ユーザーが読みたいと思っている情報を探す
- もっと詳しく知りたいと思っている情報
どれもユーザーのニーズが分かる重要なものとなっているのがわかるだろう。
あなたが興味を持ってメディアサイトを訪れ、記事を読み終わった時を思い出して欲しい。
欲しい情報が得られページを閉じて離脱するか、その記事で新たに興味を持ち別の記事を探すことをしているかと思う。
関連記事としてリンクが表示されるサイトが多いが、そこにない場合はサイト内検索を使うことがある。
ブログサイト・メディアサイトのサイト内検索のワードは、『新たな記事のネタ』になることだろう。
記事のネタを探すために、ネットサーフィンをしてネタを仕入れるのも大事だが、みんなが同じことをしていると差異化が図れない。
サイト内で検索されるサイト内検索であれば、そのワードからは『あなたのサイトらしい記事のネタ』が読者から届けられいることと同義だと考えられる。
うまく活用できればよりファンが増えるような内容の濃いサイトにできるだろう。
ECサイト(商品検索)のサイト内検索
ネット上でショッピングが普通になってきており、自社内でECサイトを持つ企業・個人も多くなったのではないか。
ここでの商品検索などのサイト内検索もユーザーのニーズが分かるものとなる。
検索されるものはシンプルに『欲しい商品』だろう。
商品名で検索される事もあれば、キーワードで検索される場合も多い。そのあたりは普段使っているから想像できるだろう。
その検索されているワードを見たら…もう分かるかと思うが、改善点・トレンド・欲しがっている商品、それらが見えてくるだろう。
サイト内検索で検索されているワードは通常のオーガニック検索でも検索されていると考えられる。
商品の紹介ページに取り入れSEOを高める施策ができるし、取り扱いのないワードだとしたら新商品としてリリースも検討できるだろう。
サイト内検索を目安箱として、利用者の声を取り入れたら品揃えの良いECサイトに仕上がると想像できる。きっとファンが増えるだろう。
サイト内検索の運営術は業種によっても異なる
サイト内検索は、ユーザーのためにとりあえず入れておこう…と考えていたWeb担当者は見方が変わったのではないだろうか。
ただ、業種によってサイト内検索の見方は変わってくるということも覚えていただきたい。
旅行業であれば利用者が行きたい旅行先のトレンド。
士業や医療系であればどんな専門的な悩みを抱えている人が自分たちのサイトに訪れているのかが分かり、依頼の問い合わせの向上につながるかもしれない。
あなたの業種+どんなサイトを運営しているか、によってサイト内検索のヒントを読み取ってもらいたい。
まとめ
サイト内検索をすでに導入している場合は、サイト内検索を使ってもらえるようにサイト設計を考えたくなったのではないか。
導入していない場合は検討したい機能として、覚えていただけると嬉しい。
よりよいサイトを提供するために試しにサイト内検索を導入してみてもいいだろう。
サイト内検索がただ、ユーザーのために用意しておくのか、それとも今後の運営のヒントとしてワードをストックしていくのかで大きく変わってくるのではないだろうか。
そしてサイト内検索のワードを簡単に確認できるためのツール『answer seeker(アンサーシーカー)』を検討いただきたい。
お問い合わせいただければ導入が可能か調べさせていただきます!